Record China 2008年1月9日(水) 16時47分
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1月8日、中国農業部は今年8月の北京五輪期間中、中国産農産物などの「食の安全」を保証するというコメントを発表した。写真は江蘇省南京市の野菜市場。
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2008年1月8日、中国農業部は今年8月の北京五輪期間中、中国産農産物などの「食の安全」を保証するというコメントを発表した。「新華ネット」が伝えた。
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中国農業部の高鴻賓(ガオ・ホンビン)副部長は8日に開かれた国務院新聞弁公室の記者会見で、北京五輪期間中は食糧調達を管理・監督する特別部門を設置し、選手や関係者の「食の安全」を保証すると述べた。また、食材の主な仕入先は中国現地になるが、少量ながら輸入に頼る場合もあると付け加えた。
また、昨年8月以降、農業部は農産物の質の向上や安全確保に全力を挙げて来たものの、「農産物の汚染源は複雑で、組織的な組合なども機能していない」(高副部長)ことから、管理体制の更なる強化が必要であるとも指摘した。
中国の農家は現在2億4000万戸。これら全てに「食の安全」意識を徹底させるため、今後は管理・監視ネットワークを強化し、トレーサビリティ(生産履歴)システムを確立するなど様々な措置を講じていくという。
このほか3年から5年以内に、中国の農業生産規準を世界レベルに引き上げるとし、「食の安全」対策に引き続き力を入れていく方針も示した。(翻訳・編集/NN)
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