セレブの超リッチなライフスタイル、御用達ブランドは？―中国

2008年1月11日、中国在住のイギリス人ジャーナリストであるロバート・フーゲワーフ氏は上海市で「中国大富豪消費傾向調査」の結果を発表した。資産1000万元（約1億5000万円）以上の富豪660人が調査に協力、回答からは中国セレブのライフスタイルがうかがえる。重慶晨報が伝えた。

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中国セレブの資産運用は主に株式と不動産に集中している。回答者の33％が株式投資を実施、26％が不動産投資を行っていた。富豪の41％は3軒以上の不動産を所有している。投資理念では「積極投資」が49％を占め、2位の「リスク回避」を大きく引き離してトップとなった。富豪の68％が今後2年間の中国経済を安泰と見ており、資産の増加に貪欲な姿勢を見せた。

さて気になる富豪のセレブな生活ぶりだが、休日の過ごし方では水泳が旅行を抜き始めてトップとなった。以下、旅行、ゴルフと続いている。水泳に抜かれたとはいえ旅行人気も健在で富豪の海外旅行の回数は前年を50％以上上回っている。行き先ではフランス、国内では雲南省が一番人気となった。セレブ御用達ブランドではBMW、ロレックス、カルティエ、ジョルジオ・アルマーニなどの名前が上がっている。

貧富の格差が拡大する中、富豪らにより積極的な社会的責任を果たすように要求する声が高まっている。富豪自身が考える社会的責任の果たし方は1位が納税、2位が環境保護、3位が従業員の権利保護、4位が就業率上昇、5位が寄付となった。前年と比べ環境保護意識の高まりが目立つという。（翻訳・編集/KT）