Record China 2008年1月17日(木) 17時50分
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北京では、10号線、五輪支線、機場(空港)線の建設工事が最終段階に入った。まもなく全線での試運転が開始され、北京五輪前には運行が開始される。
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2008年1月16日、北京日報によれば、10号線、五輪支線、機場(空港)線の建設工事が予定を早めて最終段階に入ったそうだ。各路線でまもなく全線での試運転が開始され、いずれもオリンピック前には正式に運行が開始される予定だ。
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五輪支線の起点となる「森林公園駅」は森をイメージして造られ、「オリンピック公園駅」は海をイメージして造られている。また、「オリンピックセンター駅」はスポーツがテーマのデザイン。「北土城駅」は中国の伝統芸術である青磁を使った改修が行われており、駅周辺の古跡に合わせたデザインが施されたものとなるそうだ。
機場線で使用される車両は、これまでの地下鉄とは異なる本革とクロスが組合わさった4座シートが採用された。車両は4両編成で、座席数は240席。この新型車両は幅3.2メートルで、他の地下鉄車両(幅2.8メートル)よりも大型になりながらも、ボディにジュラルミン合金を、フレームにチタン合金を採用することで大幅な軽量化に成功しているそうだ。最高速度は110km/h、北京首都空港の新ターミナルビル「T3航站楼」と市内の「東直門駅」の所要時間は16分。運行開始当初は6本の列車で10分間隔となるが、将来的には10本の列車で4〜5分間隔の運行が予定されている。(翻訳・編集/岡田)
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