「金持ちになりたい」老人、だまし取った大金すべてを宝くじに!―中国

Record China    2008年1月17日(木) 22時30分

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2008年1月、定年退職した男性が親戚や同僚から172万元(約2580万円)をだまし取り、さらに「大金持ち」を夢見てその全額を宝くじ購入の資金に充てた。写真は宝くじ売り場。

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2008年1月16日、京華時報によれば、ある老人が安価に不動産を購入できると偽り、親戚や職場の同僚から172万元(約2580万円)をだまし取り、その全額を宝くじの購入に充てたそうだ。老人は警察により逮捕、15日、裁判にかけられた。

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この男性は今年59歳、普天首信設備集団を定年退職していた。以前から、手っ取り早く大金を手にしたいと思っていたが、資金がなかった。数年前から不動産が安く買えると偽って親戚3人から167万元(約2500万円)をだまし取り、さらに元同僚からも同じような手口で予約金と称して5万元(約75万円)をだまし取り、資金を集めた。

裁判の席で、だまし取った172万元の現金はすべて宝くじの購入資金に充て、当選金で大金持ちになるはずだったと老人は語った。しかし、その夢はあっけなく失敗に終わった。大金は当選せず、残ったのはわずか1万6000元(約24万円)でしかなかったという。

大金持ちになる「計画」があえなく潰えたことに腹を立て、2007年2月1日と6日、老人は腹いせにある不動産会社に「地下駐車場に爆弾を仕掛けた」と二度にわたり電話。通報により、警察が爆弾除去作業に駆けつけ、一帯が長時間にわたり封鎖され大騒ぎとなった。老人は警察により取り押さえられ、北京市朝陽区検察院によって起訴された。判決は後日言い渡されるという。(翻訳・編集/岡田)

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