8月18日、中国青年網によると、重慶市九龍坡区に住む男性が液体洗剤を日常的に飲まずにはいられなくなるという「奇病」に4年もの間苦しんでいる。

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この男性は今年31歳。2012年に液体洗剤の美味しさに目覚めて以降、毎日飲み続けている。最初は何口か飲む程度だったが、やがて抑えがきかなくなり、ごくごくと飲むように。今では1日にボトル半分を口に流し込む有様だ。

「これを飲まないと、心がなんとも言えず苦しくなる。洗剤を飲むと、それが良くなるのだ」と男性は語る。未婚の彼はこれまでに何度か親友に女性を紹介されたが、しばらく付き合ったあとで「奇病」に気づいた相手に、ことごとく振られてきたとのことだ。

洗剤を飲まずにいられないという異常な嗜好に、身体の異常を疑うのは自然なこと。しかし、これまで大小さまざまな病院で検査を受けたものの、いずれも異常なしとの結果だった。理由が分かれば治療のしようもあるだろうが、何しろ理由が分からない。男性は今、そんな状況に苦悶しつつ1日も早く元の体に戻りたいと渇望している。（提供/フライメディア）