フライメディア 2016年8月26日(金) 13時50分
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騰訊のニュースチャンネル「騰訊新聞」によると、台湾で今月6日より配信開始したスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」が大人気となっており、レアなモンスターが出現する場所では、交通妨害、騒音、ごみの放棄など深刻な問題が出ている。
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8月23日、中国3大ポータルサイト・騰訊のニュースチャンネル「騰訊新聞」によると、台湾で今月6日より配信開始したスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」が大人気となっており、レアなモンスターが出現する場所では、交通妨害、騒音、ごみの放棄など深刻な問題が出ている。
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台湾でも有数の温泉地である台北市・北投区にある北投公園は、「ポケモンGO」のレアなモンスターが出現するとされ、連日一万人を超えるポケモントレーナーが押し寄せている。「温泉通り」では、スマートフォンを見ながら歩く人々が車道にまであふれかえり、車の身動きがとれなくなることも多発している。
新竹市・南寮漁港も「ポケモンGO」の洗礼を受けた。普段、休日だけ賑わっていた場所も、今では平日の昼夜問わず、ポケモンを探す人でごった返している。住民は、「車が100メートル進むのに30分もかかった」「ゲームひとつでこんなに街が汚されるなんて、もう二度とくるな!」と怒りをあらわにしている。
女性ネットユーザーのSNSの投稿によると、21日夜、北投公園でポケモンを探していると、怪しい動きをする男がいた。携帯画面はポケモンを探しているようだったが、その携帯を持った手を故意に彼女の胸部にぶつけてきたという。女性は、すぐさま声をあげ、男の腕を掴み、近くにいた警察に助けを求めた。
恩恵を受けているのは、道端の小売店だけで、道路はビニール袋と竹串、ペットボトルなどのごみであふれている。また、ポケモントレーナーは、毎晩、深夜3、4時まで騒いでおり、「静かに眠ることすらできない」と住民は頭を抱える。警察も、急遽、道路規制をしたり、交通安全とごみを持ち帰るよう呼びかけるなど、対応に追われている。(提供/フライメディア)
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