「日本軍の残虐な行為は歴史的真実」、南京大虐殺記念館展示修正申し入れに反発―江蘇省南京市

Record China    2008年1月19日(土) 22時55分

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2008年1月、日本側の南京大虐殺記念館展示修正の要求に、「南京大虐殺の真実を覆すことは出来ない」と反発の声が上がっている。写真は南京大虐殺記念館の新館。

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2008年1月、日本側の南京大虐殺記念館展示修正の要求に、「南京大虐殺の真実を覆すことは出来ない」と反発の声が上がっている。環球時報が伝えた。

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11日、在上海日本総領事館の隈丸優次総領事は江蘇省南京市の南京大虐殺記念館を訪問、「日本人の残虐性が強調され、反日感情や恨みを引き起こす」と指摘した。また一部で客観性が疑問視されている「死者30万人」という数字が以前よりも強調されていること、日本が戦後に平和的な発展の道を歩んだこと、日中正常化以後の両国関係が描かれていないことを指摘した。

同館の朱成山(ジュー・チョンシャン)館長は「我々は平和的な記述を十分に記載し、日本にも配慮している」とコメントした。中国社会科学院の高洪(ガオ・ホン)研究員は「南京大虐殺は疑いようのない歴史的事実であり、東京裁判でも認定されている。日本軍の残虐な行為は否定することは出来ない。中国人は歴史を重んじるが、それは歴史の悲劇が再び繰り返されないようにするためで、憎しみの心を保つためではない」と反論している。(翻訳・編集/KT)

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