若者の“老婆心”?転んだ老婦人抱き起こしたが、「やめとけ!」で手を離し…―江蘇省揚州市

Record China    2008年1月21日(月) 13時36分

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18日、道で転んだ老婦人を抱き起こした通りすがりの若者。友人が「やめろよ!面倒なことになるぜ」と声をかけたため、突然手を離した。老婦人は再び倒れ、今度は大ケガに。写真は南京市の広場で憩う老人。

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2008年1月18日、江蘇省揚州市で前日に発生した事件を、同省南京市の「揚子晩報」が伝えた。

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今月17日早朝、73歳の女性が野菜市場の入り口付近で足を滑らせて転んでしまった。立ちあがろうにも、膝に力が入らず立ちあがれない。これを見ていた1人の若者が、駆け寄って助け起こそうとした時に、若者の連れの男が「手を離せよ!ばあさんがお前のせいで転んだなんて言い出したら、面倒だぜ!」と大声で叫んだため、若者はとっさに老婦人から手を離してしまった。

もともと足に力が入らず、全体重を若者に預けていた彼女は、突然支えを失ったため勢いよく前方に倒れこんでしまった。彼女を病院へ運んだ家族の話では、1度目の転倒ではたいしたケガにもならなかったのに、2度目の転倒で大腿骨頭粉砕骨折のほかに足と手も骨折していたという。

この事件に関し、中国のネット上では若者の行為をめぐって投票や書き込みが盛んに行われているが、「今の世の中、善人はバカをみる」と若者を援護する意見が圧倒的に多い。(翻訳・編集/本郷智子)

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