Record China 2008年1月22日(火) 15時56分
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2008年1月21日、省公安庁は浙川県で発生した児童9名誘拐事件で「事件解決に時間がかかりすぎだ」とし、浙川県公安局局長を「市民への奉仕精神が希薄だ」として免職するとした。写真は07年に福建省で起きた児童誘拐事件。
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2008年1月21日、河南省第十一回人民代表大会一次会議の記者会見席上で、省人民政府副省長兼公安庁の秦玉海(チン・ユーハイ)長官は南陽市浙川県で発生した児童9名誘拐事件で事件解決に時間がかかりすぎたという問題に対し、浙川県公安局局長を「市民への奉仕精神が希薄だ」として免職するとした。大河網が伝えた。
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同日午前9時、会見席上、記者が省公安庁幹部に「浙川県で発生した児童9人の誘拐事件についてネット上で「時間がかかりすぎ」との疑問が見られるが、公安庁はどう対処するつもりか」と質問した。
省公安庁の劉国慶(リウ・グゥオチン)副長官によると、事件発生後、捜査班を設置し、県公安局の幹部が直々に捜査に加わり、劉副長官自身も捜査に参加したという。また、事件解決後には反省を行い、県公安局が時間をかけすぎたという結論に至った。そのため、責任の所在を調査することになったという。
省人民政府副省長兼公安庁の秦玉海(チン・ユーハイ)長官も「浙川県公安局は然るべき調査を行ったが、解決に時間がかかりすぎであり、まだなすべきことがあった」と述べ、市民への奉仕精神が希薄であり、市民の利益への関心が低いとした。
事件発生後、河南省公安庁は捜査人員を送り、徹底的な調査を行い、調査報告書も完成した。現在、浙川県公安局局長に対しては免職処分として処理を行っているという。また、今後、人身売買問題についてはさらに調査を行うという。(翻訳・編集/小坂)
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