Record China 2008年1月22日(火) 19時41分
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当初はあちらこちらで無様な姿をさらした中国人観光客だが、近年は旅行費用も大幅に増加し、「中国人観光客=格安ツーリスト」という汚名もそそがれつつある。資料写真。
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2008年1月20日、初の中国人ツアー客が日本に降り立った2000年9月、彼らの「買い漁り」とマナーに対する「無知」は日本に深い印象を残したが、近年は中国人観光客のイメージに幾分好転の兆しが見えてきている。環球時報が伝えた。
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あるベテラン観光ガイドによれば、以前の中国人観光客の中には、スーツの袖にラベルが張ったままの人がいたり、浴衣や寝間着のまま高級ホテルを歩き回る、口を開けば声が大きい、中には金を払っているんだと言わんばかりの傲慢な態度…、こうしたことも近頃ではずいぶん減り、見た目から何人か分からないほどあか抜けるようになったものの、買い物をする時ちっとも並ぼうとしないのは今も同じとのこと。
ある者は、昔は中国人といえば家電製品を大量に買って行ったが、ここ数年はめっきり減り、代わりに医薬品などを買うようになったほか、小さな記念品を多く買っていくようになっているという。ツアーコンダクターは、中国人観光客はもっとゆとりのある日程で日本を観光してもらいたいと話し、1日にあちこちを観光するような日程では、とても日本を楽しめないと嘆く。
「80年代、90年代、今世紀初頭と、アメリカ人、日本人、韓国人が海外へ押し寄せたが、次は中国」とドイツのある研究者は話す。ある調査によれば、5年前、中国人観光客のヨーロッパ滞在中の支出額は1日200ドル前後とアメリカ人、日本人観光客よりも少なかったが、現在ではアメリカ人を超え、日本人観光客に匹敵する水準にまでなっており、旅行にかける費用も大幅に増加しているそうだ。(翻訳・編集/岡田)
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