＜続報＞監視カメラ「キスシーン流出事件」、犯人は元職員―上海市

2008年1月23日、上海の地下鉄監視カメラによる「キスシーン流出事件」の犯人3人は、元職員だということが明らかになった。法的措置も視野に入れて、調査は最終段階に入ったという。上海の地元紙「東方早報」が伝えた。

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上海の地下鉄会社は22日、犯人3人をすでに特定したと発表。画像流出までの経緯もほぼ確認できたとした。これに対し被害カップルの男性である王費（ワン・フェイ）さん（仮名）は、「調査結果について地下鉄会社からは何の報告も受けていない」と憤りを露わにしている。「国民全体のプライバシーに関わる問題」として、何らかの形による謝罪や慰謝料を求める考えだ。

この事件は、上海地下鉄の監視カメラで撮影された王さんと交際女性のキスシーン映像が今月16日、インターネットの画像投稿サイトに流出して話題となった。アクセスはあっという間に10万件に上り、「主演」の王さんカップルは一躍時の人となった。（翻訳・編集/NN）