「ブランド買い」の波！ぜいたく品消費額、日本に次ぎ世界2位に―中国

2008年1月24日、新華社の報道によると、2007年の中国における装飾品、衣服、皮革製品、香水などのぜいたく品消費額が80億米ドル（約8500億円）となり、中国が日本に次いで世界第二のぜいたく品消費国となった。

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WLA（World Luxury Association）の調査では、世界のぜいたく品消費額のうち、中国人の消費する割合が18％に達しており、全消費者に中国人が占める割合も13％に達した。なお、同消費額の割合は2015年には32％に達し、日本を追い越して中国が世界一のぜいたく品消費国となると予想されている。中国免税品(集団)有限責任公司社長の李剛(リー・ガン)氏が、同日武漢市で開催された全国免税業務会議で発表した。

李氏によると、中国人の国際ブランド品に対する購買意欲と購買能力は、世界各国の免税品店の売り上げ増長の大きな原動力になっているという。大手免税品店のDFS(Duty Free Shoppers)香港店の統計では、06年の総収入のうち、中国本土の旅行客からの収入が46％を占めた。07年には60％を超える見込みだ。

関係機関の予想によると、2010年までに、中国では2億5000万人の消費者がぜいたく品の購買能力を持つようになり、消費総額は2000億人民元(約3兆円)になるとされている。(翻訳・編集/愛玉)