Record China 2008年1月28日(月) 18時22分
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ニューヨークの中国系移民の間で「スピード婚」が増えている。生活や仕事に追われ、恋愛をしている時間がないというのがその原因となっているという。写真はアメリカの中国系住民。
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2008年1月26日、初めて会って結婚を決め、二回目にはもう挙式の準備…こうした「スピード婚」がニューヨークの中国人居住区で増えているそうだ。中国新聞網が伝えた。
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福建省からの移民である陳さんは先日結婚式を挙げたばかり、結婚までにかかった時間はわずか2か月。その間、ふたりきりで会った回数はほんの数えるばかりだ。福建移民の多くが陳さんと同じように、紹介された人と会ってみて合うと思ったらすぐ結婚を決めてしまう。彼らのような新移民の多くは生活に追われ、仕事が忙しく、恋愛をしている時間がないため、“結婚が先、恋愛は後”という「スピード婚」は実状に叶っているのだそうだ。
「スピード婚」の離婚の可能性について、陳さんは「そういうこともあり得るかもしれない」と言う。しかしそれは両人の相性の問題であって、恋愛の期間が長いか短いかということは関係ない、何年もつきあってから結婚したにもかかわらずすぐに離婚してしまうケースも多いはずと話す。
結婚は両人がよくよく考えた末に出す結果のはずだと、「スピード婚」に反対している人もいる。時間をかけず、お互いをよく知らないまま、条件の合う人と一つ屋根の下に生活を送っているのが「スピード婚」。お互いがぶつかり合うことも、苦労し合うこともなくて、結婚生活とは言えないと主張する。
こうした結婚に中立的な見方をする人もいる。「スピード婚」の是非に結論を出すのは時期尚早、いずれ分かるだろうとしつつ、会ってすぐに結婚を決めてしまう若者の「勇気」には恐れ入ると話している。(翻訳・編集/岡田)
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