2016年10月11日、韓国・スポーツ朝鮮などによると、韓国の男性アイドルグループ「EXO（エクソ）」のメンバー・レイ（25）が、日本に向かう飛行機に搭乗する直前、韓国・仁川国際空港で失神し病院に運ばれた。

EXOは12・13日に北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナでのコンサート開催を控えており、メンバーらは11日午後、仁川空港から北海道への航空機に搭乗予定だった。現場に居合わせたファンによると、レイは搭乗の直前に倒れ意識を失い、ガードマンやマネジャーがいなかったため、通り掛かった外国人男性などが応急処置をしたという。また、救急車が来るまで意識がなかったとの証言もあった。

所属事務所は取材に対し「レイが一時的な睡眠不足によりしばらく気を失った。幸い休息を取ればよいとの医師の所見を聞き処置を受けた」とし、レイを病院から宿舎に移して休ませる方針であることを明らかにした。また、レイのコンサート出演については「本人の意思が強いので、コンディションチェックを行った後に最終決定する」と説明している。

仁川空港ではファンらがレイの姿を目撃しており、現場は一時騒然としたという。報道を受け、韓国のネットユーザーが多数のコメントを寄せている。

「ファンではないけど、働かせるならきちんと寝る時間も与えるべきなんじゃないか？」

「どれだけこき使ったら寝不足に？」

「大事にならなくてよかった。体を大切にね！」

「役者をやってバラエティーに出て、自作の曲でソロアルバムを出してEXOの活動をして…中国、日本、韓国を行き来してたら、体を休める暇がないよね」

「本人が大丈夫だと言っても、こういう時は事務所が休ませてほしい」

「男が倒れるくらいだから、相当な肉体労働をさせてたんだろう」

「機械だってつけっ放しにすればおかしくなる。人間はなおさらだよ」

「多くは望まないから、少なくとも人間扱いしてあげて」

「ガードマンもマネジャーもいない韓流スター？ふざけてる？」

「この状況でコンサートに出すかもって？どう考えてもおかしいだろ」

「それにしてもマネジャーはどこに行ったの？レイが倒れてる間、何をしてたんだろう？」

「拷問の中で一番きついのは寝かせない拷問と言うじゃないか」（翻訳・編集/吉金）