「3・19陳総統銃撃事件」は“やらせ”、調査委が最終結論―台湾

Record China    2008年2月1日(金) 20時41分

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1月31日、2004年に台湾で起きた当時の陳水扁総統と呂秀蓮副総統の銃撃事件を調査していた「台湾3・19銃撃事件真相調査特別委員会」は、最終的に事件を「やらせ」と結論付けた。資料写真。

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2008年1月31日、04年3月19日に台湾で起きた当時の陳水扁総統と呂秀蓮副総統の銃撃事件を調査していた「台湾3・19銃撃事件真相調査特別委員会」(真調会)は、最終的に事件を「やらせ」と結論付けた。「新華ネット」が伝えた。

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独立調査委員会である「真調会」が1年8か月の調査を経て、ついに事件の最終結論を発表した。「3・19銃撃事件」には多くの矛盾点があるという。例として、証拠とされる2つの空薬きょうは同一銃のものではないこと、自殺したと見られていた犯人が実は他殺だったことなどが挙げられた。

「真調会」の王清峰(ワン・チンフォン)委員は、各方面の調査協力がなかなか得られず矛盾解明が難しいとした上で、陳元総統側が発表した「真相」にはかなり多くの「ウソ」があると断言した。

これは04年3月19日の台湾総統選挙の投票日前日、台南地方で選挙活動をしていた与党・民進党の陳総統(当時)と呂副総統(当時)が銃撃されて負傷した事件。結局、両氏は同情票を集めて翌日僅差で勝利したが、選挙に敗れた野党・国民党の連戦氏は「やらせ」と反発。その後調査委員会が設置され、真相の解明を続けていた。(翻訳・編集/NN)

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