韓国の反北朝鮮発言は悲劇を招く=北朝鮮当局、朴大統領の脱北呼び掛けを猛烈に批判―中国メディア

Record China    2016年10月19日(水) 19時50分

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18日、北朝鮮の祖国平和統一委員会の報道官は、韓国の朴槿恵大統領が「北朝鮮の圧政から逃れようとする人々を歓迎する」とする一連の発言に対し、批判するとともに韓国側の発言の目的について語った。資料写真。

2016年10月18日、北朝鮮の祖国平和統一委員会の報道官は、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が「北朝鮮の圧政から逃れようとする人々を歓迎する」とする一連の発言に対し、批判するとともに韓国側の発言の目的について語った。新華社通信が伝えた。

朴大統領は今月1日の「国軍の日」記念式典の演説で、北朝鮮住民に対し「いつでも韓国の自由の地に来ることを望んでいる」と異例の呼び掛けを行った。さらに、13日には直属の諮問機関、民主平和統一諮問会議の委員との「統一対話」で、「脱北者3万人時代に際し、韓国政府は脱北者が韓国で平穏に暮らせるよう支援策を強化する」と発言した。

こうした発言に対し祖国平和統一委員会の報道官は、「朴大統領は公然と北朝鮮人の脱北を扇動し、北朝鮮の崩壊や体制問題に言及した。韓国は北朝鮮内の争いを扇動しようとする同族対抗政策を進めているが、失敗に終わっている。朴大統領はこうした発言を通し、北朝鮮の同族対抗政策の維持や国内の反米および反戦争勢力の鎮静化を狙っている。北朝鮮を利用し政権の危機を緩和しようとしているが、韓国の一連の反北朝鮮発言は悲劇を招くことだろう」と猛烈に批判した。(翻訳・編集/内山

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