2016年10月19日、中国広西チワン族自治区北海市のホテルでこのほど、部屋内でイチャつく男女の声が大きいと隣の男性が激怒し、相手の男性を暴行するトラブルが発生した。中国メディア・南国早報が伝えた。

現地警察によると、ライブ配信のパーソナリティーの男性Aは12日、配信コンテンツの製作のため会社の同僚と北海市を訪れ、同市のホテルに宿泊した。ところが、日付が13日に変わった深夜2時ごろ、隣の部屋から男女がイチャつく声が漏れ、声が大きすぎて眠れなかった。男性Aは隣のドアをたたき静かにするよう求めたが、「余計なお世話だ」と突っぱねられたという。

一度は部屋に戻った男性Aだったが、酒を飲んでいたこともあり怒りは増すばかりでついに隣の部屋のドアを激しく蹴り、騒動を聞きつけた男性Aの同僚十数人が部屋を取り囲んだ。ドアを蹴破り数人が男性Aに続き部屋に進入し、部屋の中に居た男性Bに暴行を加えた。男性Bは約10分後に部屋からホテルのロビーに移動し、男性A一行ともみ合った。従業員が双方を引き離した後、現場に到着した警察が男性AとBを署に連行した。その後男性Aの会社が1万5000元（約23万円）の治療費を支払う形で双方は和解した。（翻訳・編集/内山）