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22日、ロバの皮が中薬の原料になるとして、中国がアフリカ諸国などを中心にロバを「爆買い」している問題で、米国のオンライン署名プラットフォーム上では、ロバの中国向け販売の中止を求める呼び掛けに8万人を超える署名が集まっている。資料写真。
2016年10月22日、ロバの皮が中薬の原料になるとして、中国がアフリカ諸国などを中心にロバを「爆買い」している問題で、米国のオンライン署名プラットフォーム「change.org」上では、ロバの中国向け販売の中止を求める呼び掛けに8万人を超える署名が集まっている。新京報が伝えた。
米CNNは先月、ロバの中国への輸出増を受けて、ニジェールやブルキナファソが禁輸措置に踏み切ったと伝えた。ロバは貴重な外貨獲得源だが、一方で食肉処理場が水資源の汚染を引き起こしたり、ロバの皮や肉の価格上昇が他の家畜に波及するといった副作用も起きているという。
中国では、ロバの皮から作られるゼラチンを原料とする中薬「阿膠(あきょう)」が、風邪や不眠などさまざまな症状に効果があるとして重宝されている。中国国内のロバの数は、工業化の波でこの20年間、1100万頭から600万頭にまで減っているという。(翻訳・編集/柳川)
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