Record China 2016年10月26日(水) 7時50分
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24日、韓国政府が進めてきた韓国型原子力発電所のベトナムへの輸出が事実上白紙化されたことが分かった。ベトナム政府が原発の追加建設計画を取り消したことが原因という。資料写真。
2016年10月24日、韓国・マネートゥデイによると、韓国政府が進めてきた韓国型原子力発電所のベトナムへの輸出が事実上白紙化されたことが分かった。ベトナム政府が原発の追加建設計画を取り消したことが原因という。
韓国政府関係者は24日、「ベトナム政府がこのほど第3原発の建設計画を取り消し、わが政府が推進してきた韓国型原発輸出が不可能になった」と明らかにした。ベトナム政府は2030年までの発電所建設計画「第7次国家戦略マスタープラン(PDP7)」を最近発表したが、この中に韓国との協力で進めていた第3原発の建設計画は含まれていないという。
韓越両国は11年11月、首脳会談において「韓国型原発APR−1400」のベトナムでの建設を盛り込んだ「原発建設総合計画」を承認、立地選定など実務内容を協議するための「予備妥当性調査」を進めてきた。この調査や産業契約などの手続きを経て原発建設事業の受注が確定するもので、ベトナムはロシア(第1原発建設を受注)、日本(第2原発建設を受注)とも同様の方法で事業を進めてきていた。
大きな期待をしていた韓国としては肩透かしを食らった形だが、正式な受注には至っていなかったため、現段階での対応策は特段ないというのが韓国関係者の見方だ。政府関係者の一人は、韓越の共同研究からなる予備妥当性調査報告書のベトナム議会での承認手続きが進められていないことから、「(第3原発建設の)再推進の可能性も低い」と語っている。
これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せた。
「前のめりの騒ぎぶりはいつも見ものだな」
「朴槿恵(パク・クネ)大統領はもう確定したみたいに自慢してたけど…」
「よくやった、ベトナム」
「ベトナムは日本と建設を進めるのかな?」
「李明博(イ・ミョンバク前大統領)が騒いでたあの事業じゃないか?やっぱりな」
「さすが希代の詐欺師、李明博。歴史に残るよ」
「うそだったの?」
「詐欺はいつかばれるもの」
「ベトナム政府が賢明に正しい判断を下したんだよ。李明博や朴槿恵と取引したら、いつどこで裏切られるか分からないからね」
「8年ほど前からだろうか。韓国がやる仕事のうちきちんと進んだものが一つもない」
「原発の輸出などすべきではない。今、世界は脱原発が主流だ」(翻訳・編集/吉金)
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