<旧正月>「春節とは疲れること」?30%が認識、変わる伝統行事―北京市

Record China    2008年2月5日(火) 16時21分

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2月4日、旧正月の春節に故郷へ帰ろうとする人々が各交通機関に殺到するこの時期、北京にとどまり春節を過ごそうとする人々も確実に増えている。彼らにはどんな理由があるのだろうか?写真は旧正月の飾りつけをする湖北省の武装警察。

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2008年2月4日、北京市の「中国青年報」は春節の長期休暇に故郷へ戻らず、北京で新年を迎えようとする人々を取材。

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勉強が忙しくて故郷に帰る暇がないと話す女子学生がいた。彼女は「自分の将来の方が春節より大事」と答え、休暇中も勉学にいそしむという。母親とは毎日何度も電話で話すし、パソコンのウェブカメラでお互いの姿も見られるので、少しも寂しくないそうだ。

「帰省は仕事より数倍も疲れる」と断言する女性も。「親戚や近所に配るお土産を買うのが大変だし、それを1軒1軒配って回るのも大変。何をしに家に帰ったのか分からない」と話す。彼女のように「春節に帰省するのは疲れるだけだ」と考えている北京市民が30%もいることが調査の結果判明。また春節の過ごし方について、44.7%の市民が伝統や習慣を守ると答えている反面、33.4%もが「家でのんびり過ごし、誰にも邪魔されたくない」と答えている。

近い将来、「春節=休息」という過ごし方が主流になってくるかもしれない。(翻訳・編集/本郷)

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