人民網日本語版 2016年10月28日(金) 21時10分
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河南省鄭州市に住む馮雲懐さん(84)は、現役の頃は河南省測量製図局のシニアエンジニアとして働いていた、「少し変わったご老人」だ。
河南省鄭州市に住む馮雲懐さん(84)は、現役の頃は河南省測量製図局のシニアエンジニアとして働いていた、「少し変わったご老人」だ。ここ数年、「人間死ぬまで勉強、命ある限り学び続ける」という大きな熱意を持ち続け、フォトショップやワードのような多くのソフトウェアを習得してきた。地下鉄1号線と2号線の乗り入れが実現したことを契機に、市民がより便利に地下鉄を使い、よりスピーディに市バスに乗り換えることができるようにと、わずか3日間で、「地下鉄の乗り方(原語:地鉄問路)」というソフトウェアを開発した。中国新聞網が伝えた。
「地下鉄の乗り方」のページは、一目でわかるデザインとなっており、ページ最上部には、黒い太字で「地鉄問路」というソフト名が書かれている。そのすぐ右側には、地下鉄2号線試運転の具体的な運行時間が表示され、最後には同ソフトの具体的な使い方が掲載されている。1カ所をクリックすると地下鉄出口のルート地図が表示され、各出口の傍には、近くの市バス路線、学校、病院など関連機関の情報が載っている。
馮さんは実は地下鉄1号線が開通した3年前にも「地下鉄の乗り方」ソフトを作っていた。そして地下鉄2号線の試運転が始まると、彼はまた忙しく作業を始めた。実際に地下鉄に乗って、各駅で情報を収集した。前回の経験を活かせたため、馮さんが新しいソフト開発に要した時間は、わずか3日だった。
馮さんは、定年退職後、プログラミングのソフトや事務処理ソフトに関することを参考書籍で独学した。勉強と並行して、彼は市バス路線の検索システムを開発したこともある。人工衛星から撮影した写真のスクリーンショットをつなぎ合わせて鄭州緑化博覧園の地図を作成し、趙国洲さんとともに、鄭州市街地の街道名検索システムを開発した。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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