日中の鉄道受注競争はどう動く?中国がマレーシア首相の訪中を発表、運輸相も同行―中国メディア

Record China    2016年10月28日(金) 19時40分

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27日、澎湃新聞によると、中国外交部の陸慷報道官はこの日の定例記者会見でマレーシアのナジブ首相の訪中を発表した。

2016年10月27日、澎湃新聞によると、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官はこの日の定例記者会見でマレーシアのナジブ首相の訪中を発表した。

同首相の就任後の訪中はこれが3回目。日程は10月31日から11月6日までの7日間で、滞在中は習近平(シー・ジンピン)国家主席、李克強(リー・カーチアン)首相、全国人民代表大会常務委員会の張徳江(ジャン・ダージアン)委員長とそれぞれ会談する。マレーシア紙によると、ナジブ首相にはリオウ・ティオンライ運輸相や経済関係者らが同行する予定で、スケジュールには北京と天津を結ぶ高速鉄道の試乗も含まれている。マレーシアはシンガポールと両国間を結ぶ高速鉄道の建設を発表しており、シンガポール・聯合早報は「訪問に合わせて中国側と高速鉄道建設について話し合いを行う」と報じた。

マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポール西部のジュロンを結ぶ高速鉄道は全長350キロ。着工は2018年、営業開始は2026年が見込まれている。中国のほか日本も受注獲得を目指しており、安倍晋三首相は先月下旬に訪日したシンガポールのリー・シェンロン首相に対し、新幹線方式の採用をアピール。マレーシアメディアによると、リー首相は新幹線の安全性を称え、インフラ分野の協力に向けた関係省庁次官級協議を2016年度内に開催することで合意したという。(翻訳・編集/野谷

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