寒波の次は黄砂!気象局が例年以上の規模を予測―中国

Record China    2008年2月6日(水) 5時26分

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4日、中国気象局によると、今年は黄砂の影響が例年以上になるという。北京も、黄砂が多い春となりそうだ。写真は02年の北京。

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2008年2月4日、中国気象局の予測によると、黄砂の影響は例年に比べて大きなものとなる。中国新聞社が伝えた。

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中国予測災害予防課の矯梅燕(ジャオ・メイイエン)課長が北京で開かれた記者会見で語ったところによると、黄砂現象の原因は寒冷な空気が、地表の砂を空気とともに運ぶことにあるという。春は黄砂現象が頻繁に起こる季節だが、春の到来に従って雪が溶け、地表に植物が育つ前に、覆うものがないため砂を構成する物質が盛んに動く。さらに、春は冷たい空気の動きが活発になり、これが黄砂を飛ばすという。

また、最近寒波に襲われた中国西北地方の東部では降雪が比較的多く、雪に覆われた地表は湿度が高く、黄砂飛散の抑止力になる。しかし、同時に冷たい空気の影響が大きいため、今年の黄砂は例年に比べ、頻繁に影響が起こるとしている。

北京の気候も地球規模での温暖化が進む現在、気温も例年になく高く降水量も少ない。北京気象台は、これにより北京の黄砂も例年になく多くなると予測している。(翻訳・編集/小坂)

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