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4日、香港では「貧富の差がかなり広がっている」と感じている人が9割近くにも上ることが、香港中文大学の調査で明らかになった。写真は香港の様子。
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2008年2月4日、香港では「貧富の差がかなり広がっている」と感じている人が9割近くにも上ることが、香港中文大学の調査で明らかになった。「中国新聞ネット」が伝えた。
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香港中文大学のアジア太平洋研究所が800人以上の香港市民を対象に、社会問題に関するアンケートを実施した。「貧富の差が広がっていると思うか?」という質問では、「かなり広がっている」と答えた市民が88.5%に上り、前回03年に行った同調査より0.5%上昇した。
また「貧富の差が広がる理由」について、「個人の努力が足りない」と答えた市民は約20%で10.2%上昇。「社会の仕組み」は55.7%で7.7%減少した。
失業問題に関しては、「かなり厳しい状況」が28.2%と60%も減少、「かなり改善された」と感じている人は66.2%にも上った。だが「高齢者の福利厚生」は70%近くが「行き届いていない」と回答し、前回より20%も増えている。(翻訳・編集/NN)
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