中国で若者の価値観に変化、恋人を「キープ」する人が増加―中国紙

人民網日本語版    2016年11月11日(金) 16時50分

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1が4つ並ぶため、中国で「独身デー」とされている11月11日。この日が近づくと、「独身」が社会で再び大きな話題となる。そんな中、出会い系サイト・珍愛網は7日、「独身男女の現状」にスポットを当てた報告を発表した。資料写真。

1が4つ並ぶため、中国で「独身デー」とされている11月11日。この日が近づくと、「独身」が社会で再び大きな話題となる。そんな中、出会い系サイト・珍愛網は7日、「独身男女の現状」にスポットを当てた報告を発表した。北京晨報が伝えた。

■6割以上が「キープ」に賛成

結婚相手を探すにあたり、ほとんどの独身の男女が、正式に付き合い始めるまでは複数の相手とデートすることに積極的な見方を示す。統計によると、独身男女の64.23%が正式に付き合う前に「2〜3人」とデートして、複数の相手を総合的に比較してから決めると答えた。

離婚率が増加しているのを背景に、「バツイチ」の男女も増加している。伝統的な観念では、「バツイチ」、特に「バツイチ女性」は再婚相手を探すのが難しいとされる。しかし、珍愛網の今回の調査では、独身男女の7割以上が「相手がバツイチかどうかは気にしない」と答えた。

「お試し期間」である「同棲」も中国の社会で受け入れられるようになっている。珍愛網の調査では、回答した独身男女の73.79%が結婚前の同棲を「受け入れられる」と答えた。特に男性は8割以上が同棲は「必要」との見方を示した。一方の女性は、「受け入れられる」との回答は6割にとどまった。うち、「受け入れられる」との回答が最も多かったのは、80後(1980年代生まれ)で、次が70後(70年代生まれ)。90後(90年代生まれ)の女性は5割以下で、一人の空間を好み、早くから家庭生活に縛られることを好まないというのがその理由だ。

■独身4割以上「両親と同居はいや」

調査によると、ほとんどの独身男女が両親と同居してもいいという立場を示したものの、4割以上が「両親と同居はいや」との立場を示していることも否定できない事実だ。地域別に見ると、「同居は絶対にいや」と答えた独身の男女が最も多かったのは南京で63.63%。以下、済南、深センと続いた。

調査では、独身男女の81.06%が子供は「1〜2人」ほしいと答えた。ただ、中国では今年から「二人っ子政策」に舵が切られたものの、「一人でいい」という独身男女の方が依然として「二人」よりも多かった。そのほか、「女の子」が人気になってきており、独身男女の6割以上が「子供は女の子がいい」と答えた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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