<続報><中国製ギョーザ中毒>中国国内メディア、初めて「人為的事件」の可能性を報道

Record China    2008年2月9日(土) 12時37分

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7日、国家質量監督検験検疫総局の魏伝忠副総局長は、今回のギョーザ中毒事件について「人為的事件」の可能性を示唆し、中国の国内メディアが初めて「事件」の可能性を報道したという。資料写真。

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2008年2月7日、国家質量監督検験検疫総局の魏伝忠(ウェイ・チュワンジョン)副総局長は、北京で行った日本側との記者会見で「日本の警察側の公表した調査状況から判断して、これは人為的に起こされた事件で、食品の安全問題ではないだろう」と今回のギョーザ中毒事件についての見解を述べた。「新民晩報」が伝えた。

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魏伝忠副総局長はまず「日中双方による共同調査の状況から見て、天洋食品の衛生管理状況は厳格で、生産加工から輸出までの過程で異物が入り込んだりする可能性はほとんどない。日本政府の調査団も、同社の作業現場は清潔で管理が行き届いており、異常は見られなかったと表明している」と語り、続いて

「日本の警察側の公表した調査状況から判断して、これは人為的に起こされた事件で、食品の安全問題ではないだろう。従って、天洋食品の生産、包装、輸送などの各工程に対しての調査を今後さらに強化していく。中国側としては、日本国民の安全、健康と利益のため、また両国のたゆまざる発展のため捜査に協力し、早期の真相解明に努めて行きたい」と工場側の構造的な問題でなく、人為的な事件であることを示唆した。

また同時に「日本側の調査団は、中国で行った調査について、客観的で真実に基づく発表を行うこと、およびマスコミに対し、客観的、公正で理性的な報道をするようリードしていただきたい」と注文をつけたという。(翻訳・編集/HA)

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