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16日、中国の軍当局は、曲芸飛行の訓練中に事故死した女性戦闘機パイロットについて、遺体が見つかっていないことから、懸賞金を懸けて情報を集めている。写真は余旭氏(中央)。
2016年11月16日、中国の軍当局は、曲芸飛行の訓練中に事故死した女性戦闘機パイロットについて、遺体が見つかっていないことから、懸賞金を懸けて情報を集めている。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)の中国語ニュースサイトが伝えた。
中国空軍のアクロバットチーム「八一飛行表演隊」の戦闘機「J(殲)−10」が12日、飛行訓練中の事故で河北省唐山市玉田県に墜落した。女性パイロットの余旭(ユー・シュー)氏は、機体から脱出したが、他のジェット機の翼に激突して死亡した。玉田県政府は事故を受け、余氏の遺骨発見者に1万元(約15万8000円)、同氏に支給されていた銃の発見者には5万元の懸賞金を支払うとする通達を出した。銃を発見したが届け出なかった者は処罰の対象になるともしている。
1986年生まれの余氏は、中国に4人しかいないJ−10を操縦できる女性パイロットのうちの1人。美人で孔雀舞が得意なことから「金孔雀」の愛称で親しまれていた。(翻訳・編集/柳川)
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