大麻騒動のコー・チェントンが引きこもり生活を明かす、「家族全員死ね!」と罵声も―台湾

Record China    2016年11月23日(水) 16時10分

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22日、大麻事件から復活した台湾の俳優コー・チェントンが、人目が恐ろしくて1年間ほど自宅に引きこもっていたことを明かした。写真はコー・チェントン。

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2016年11月22日、大麻事件から復活した台湾の俳優コー・チェントン(柯震東)が、人目が恐ろしくて1年間ほど自宅に引きこもっていたことを明かした。三立新聞網が伝えた。

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2014年8月、大麻使用が明るみになり、滞在先の北京で公安局に身柄を拘束された。デビュー作の映画「あの頃、君を追いかけた」で一躍人気スターになり、飛ぶ鳥を落とす勢いだったシンデレラボーイだが、この大麻事件によってまさに天国から地獄へと転落した。

約1年間の活動休止を経て、復帰作となる映画「再見瓦城(The Road to Mandalay)」を撮影。この作品は今年、ベネチア国際映画祭でヴェニス・デイズ部門に出品され、欧州映画連盟による最優秀作品賞を獲得。さらに台湾版アカデミー賞・金馬奨では、コー・チェントンが最優秀主演男優賞にノミネートされている。復帰第1作にして大きな栄誉を与えられ、やはりコー・チェントンは強運の持ち主と言えるようだ。

活動休止期間は人目が怖くて自宅からほとんど出なかったと語る。「家族全員が死ね!」と罵倒されたこともあり、「ネット上には恐ろしい言葉ばかり並んでいた」と、当時受けた衝撃の大きさを明らかに。しかし重圧の中で、「自分には演じることしかない」という思いが日増しに強くなっていったという。

「再見瓦城」は初めて挑んだインディペンデント映画。これまで演じてきた商業映画のように与えられた形をなぞるものではなく、何もかも自分で考え、理解して進めていくのが大きなプレッシャーだった。クランクイン前には自身が演じた主人公と同じく、単身タイに渡って工場で労働し、過酷な環境の中での役作りに励んでいる。(翻訳・編集/Mathilda

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