平昌五輪競技場で大型電光板が落下する事故、「手抜き工事」への懸念高まる=韓国ネット「すでに不正大会の平昌五輪が心配」「国際的な恥さらしに?」

Record China    2016年12月1日(木) 16時20分

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30日、韓国メディアによると、2018平昌五輪競技場の工事現場で、大型の電光掲示板が落下する事故が発生した。幸いけが人は出なかったが、来月中旬に予定されている五輪テストイベントに向けて、「手抜き工事」への懸念が高まっているという。資料写真。

2016年11月30日、韓国・東亜日報などによると、2018平昌五輪競技場の工事現場で、大型の電光掲示板が落下する事故が発生した。幸いけが人は出なかったが、来月中旬に予定されている五輪テストイベントに向けて、「手抜き工事」への懸念が高まっているという。

10日程前に全国男女ショートトラック競技が開かれた江陵アイスアリーナ。その際、準備が不十分な状態で大会を強行したことに批判が相次いだが、最近、同競技場の屋根の真ん中につるされていた電光掲示板がリンク上に落下していたことが分かった。

現場関係者は、25トンまで耐えられるワイヤに27トンの電光掲示板を無理につるしたことが原因とみている。これに関し、「事故の危険を分かっていながら大会を強行した」との証言も出ているという。あるショートトラック関係者は「落ちてきた電光掲示板に当たったらどうなってしまうのか。常に天井を見ていなければならず、とても心配だ」と述べた。

1300億ウォン(約126億円)の予算が投入された江陵アイスアリーナの工事は現在、仕上げの段階に入っている。同競技場では平昌五輪のショートトラック競技とフィギュアスケート競技が行われる。また、来月16日には五輪テストイベントとして国際スケート競技連盟(ISU)のショートトラックW杯が開催される予定だが、今回の事故により大会開催にも大きな支障を与えるとみられている。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「残念。屋根ごと崩れていたら平昌五輪が中止になっただろうに」

「すでに不正大会になっている平昌五輪が心配」

「借金まみれになる平昌郡の市民らは今後が不安だろう」

「五輪の会場だ。事故が起きないよう、無理せず安全に工事を進めてほしい」

「韓国の政治家らが五輪会場の予算まで横領していたら大変!大会中に事故が起きたら、人命被害が出る上、国際的な恥さらしになる。もしそんなことが本当に起きたら、朴大統領を絶対に許さない」

「テストイベント中に落ちていたら大変なことになっていた。関係者が不安でずっと監視するほどの状態なのに、大会を強行するなんておかしい。関わった人たちを必ず処罰してほしい」(翻訳・編集/堂本

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