ソウルの大規模複合施設で原因不明の停電、1万人が逃げ阿鼻叫喚の沙汰に=韓国ネット「神のお告げだ」「あの事故を思い出した」

Record China    2016年12月2日(金) 17時50分

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2日、朴槿恵大統領の親友による韓国の国政介入事件で朴政権の経済政策「創造経済」にも疑惑の目が向けられる中、開幕2日目を迎えた創造経済博覧会の会場で大規模な停電が起こり、騒動となった。写真はソウル・江南の街並み。

2016年12月2日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友による韓国の国政介入事件で朴政権の経済政策「創造経済」にも疑惑の目が向けられる中、開幕2日目を迎えた創造経済博覧会の会場で大規模な停電が起こり、騒動となった。韓国・ソウル経済などが伝えた。

2日午後1時50分ごろ、ソウル市江南区にある複合施設「COEX」全館で停電が発生した。約20分後の午後2時10分ごろから順次復旧し、午後3時前には施設のほとんどの区域で明かりが点灯したという。

COEXは韓国最大規模のコンベンションセンターを中心に、ショッピングモールや水族館、映画館などを備えた巨大施設だ。当時施設には約1万人の客がおり、一部ではエレベーターに閉じ込められる人が出るなど「阿鼻(あび)叫喚の沙汰」だったと韓国メディアは伝えた。また、現場で業務に当たっていたCOEX商人会長のキム・ミョンナク氏は、「停電になった途端に店員も客も互いに『逃げろ』と叫び、皆逃げた。あちこちで叫び声が上がり、まるで戦争が起こったようだった」と当時の混乱ぶりを語った。

施設側は「原因は把握中」としながらも、すぐに正確な停電の原因を確認するのは難しいとの見方を示した。現在のところ停電によるけが人は出ていない。韓国電力の関係者は「施設内部の原因とみられる」とした。

一方、1日開幕した「2016創造経済博覧会」は4日までCOEXホールで開かれ、1687の機関・企業、718のベンチャー企業などが参加する。

報道を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「まさかとは思いながらも、みんな三豊百貨店(ソウルにあったデパートで、1995年に突然崩壊した)を思い出したはず」

「避難経路はいつも前もって確認しておこう」

「地下の店で食事中だった。停電しても避難のアナウンスはなかった」

「創造経済博覧会なんぞやるなという神のお告げだ」

「もう神も大統領を助けはしない!」

「お先真っ暗。これが創造経済の行く末だ」

「原因は創造経済だね」

「非常の発電機も動かなかったの?江南なのに?」

「果たしてあの建物から抜け出せるんだろうか?あそこは韓国最大の迷路も同然だよ」

「映画を見てた人たちは相当ムカついてるね」

「西門市場(このほど大規模な火災が起こった大邱市の市場)にCOEX、次はどこだ?」(翻訳・編集/吉金

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