日本の被災地食品の輸入解禁は市民投票で、台湾で署名活動=台湾学者「反対派の民意を無視してはいけない」―中国メディア

Record China    2016年12月7日(水) 12時30分

拡大

6日、台湾政府が日本の東日本大震災被災地の食品の輸入解禁を進めていることについて、台湾の学者は「民意を無視すべきではない」と批判している。資料写真。

2016年12月6日、台湾政府が日本の東日本大震災被災地の食品の輸入解禁を進めていることについて、台湾の学者は「民意を無視すべきではない」と批判している。中国台湾網が伝えた。

日本の被災地食品輸入に関して、台湾のカク龍斌(ロンビン)前環境保護署長、楊志良(ヤン・ジーリアン)前衛生署長は反被災地食品の姿勢を見せており、全市民による投票を行うべきとして、署名活動を展開している。

台湾の学者は、「反被災地食品の市民投票は勢いを見せており、市民投票に関する基準が引き下げられることもあり現実味を帯びてきた。市民投票は労力だけでなく経済的な負担もある。台湾政府は民意を考慮し政策を調整する必要がある。政府は独自で調査を行う必要があり、それにより反対派の方が多いのであれば、日本被災地食品の輸入解禁を先延ばしにすることも念頭において政策を調整する必要がある。こうすることで、市民投票による巨額な出費を抑え、良好な民主主義体制をアピールできる」と反被災地食品の民意を無視してはいけないと指摘した。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

<在宅翻訳者募集>
日本語ネイティブ、中国語ビジネスレベルの在宅ニュース翻訳者(中国語→日本語)を募集しています。履歴書をお送りください。応募はこちら

<コラムニスト募集>
中国や韓国の専門知識を生かしませんか?レコードチャイナではコラムニストを募集しています。どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携