韓国、「弾劾可決は後進国ならでは」の報にネットが反応「先進国ならとっくに辞任してる」「早く追い出して先進国になろう」

Record China    2016年12月9日(金) 12時30分

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8日、朴槿恵大統領の弾劾訴追案の国会採決を前に、韓国・聯合ニューステレビは、「弾劾可決は先進国ではめったにない出来事」とする記事を報じた。写真は朴大統領の退陣を求めるデモ。

2016年12月8日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追案の国会採決を前に、韓国・聯合ニューステレビは、「弾劾可決は先進国ではめったにない出来事」とする記事を報じた。

国家元首に対する弾劾案の可決で記憶に新しいのは、今年8月、ブラジルのルセフ大統領が失職した弾劾裁判だ。ブラジルの大統領弾劾は、1992年のコロル大統領以来2人目となった。またインドネシアでは2001年、当時のワヒド大統領が国民協議会の弾劾によってその座を追われた。

記事は、14世紀に英国で始まり世界に広がった「弾劾」の制度は、主に東南アジアや中南米などの「後進国で活用されている」と説明する。司法体系や政治文化が発達した先進国では、弾劾案が発議されることはあっても可決に至ることはほとんどないとの解説だ。

米国では1970年代、ウォーターゲート事件をきっかけにニクソン大統領が弾劾の危機に追い込まれたが、弾劾手続きが進む前に辞任した。また98年には、不倫スキャンダルが持ち上がったクリントン大統領に対して弾劾訴追案が出されたが、案は上院で否決された。

ロシアでは99年、エリツィン大統領に対する弾劾が進められたが否決、さらにフランスでは支持率が4%に落ち込んだオランド大統領も一時弾劾の危機にあったものの、下院での弾劾手続き中断決定により不名誉を免れた。

朴大統領の弾劾訴追案採決を目前に控えた韓国のネットユーザーからは、これに多数のコメントが寄せられている。

「もし先進国なら、とっくに自分から辞めてるでしょ」

「先進国じゃないので、当然弾劾ということで」

「僕らは後進国型の大統領を選んじゃったから…」

「先進国ではおかしな女が大統領になったことがないから、弾劾されないんだよ」

「そもそもフランスと比べることじゃないのでは?」

「韓国を先進国だと思っているのは、世界の中でも韓国人だけだ」

「シャーマン政治の国のどこが先進国?」

「朴槿恵が弾劾されたら後進国だとでも言いたいのか?金をもらって記事を書いた?」

「早く弾劾して追い出して、先進国になろう」

「朴槿恵がやってきたこと自体が後進国でこそあり得るレベルのことばかり。だから弾劾が正しい」(翻訳・編集/吉金

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