旧正月に延べ600万人超が海外旅行へ、日本やタイが人気―中国

人民網日本語版    2016年12月15日(木) 0時0分

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2017年春節(旧正月、2017年は1月28日)の休暇を利用して海外旅行に出る中国人観光客数は延べ600万人を上回ると予想される。

2017年春節(旧正月、2017年は1月28日)は、年が明けてから比較的早く訪れることから、海外・国内旅行ともに予約の最盛期に入っている。携程旅行網は12日、パック旅行・個人旅行商品のビッグデータにもとづき、「2017年春節旅行ビッグデータ報告」を発表した。これによると、来年春節連休中の国内・海外旅行ブームはいっそう高まり、海外旅行に出る中国人観光客数は延べ600万人を上回ると予想される。北京日報が伝えた。

現時点の統計データによると、海外旅行を申し込んだ人は、国内旅行の4倍に上り、海外旅行人気目的地トップ10のうち、タイ、日本、米国、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナム方面への旅行が最も人気が高い。ビザ条件の緩和、フライトの増便、コストパフォーマンス(コスパ)の向上により、長距離海外旅行の予約はピークを迎え、米国やオーストラリアの人気が群を抜いている。アラブ首長国連邦、モロッコ、タイ各国はこのほど、中国人観光客向けビザ取得料を無料化、あるいはビザ免除政策を打ち出し、中国人観光客の受け入れ予定数は軒並み、前年同期比で大幅に増加している。国内旅行については、三亜、厦門(アモイ)、北京、昆明、広州、ハルビン、麗江、西安、成都、上海各方面への旅行が最も人気が高く、北方への氷雪ツアーや南方へのアイランドツアーは、引き続き、春節国内旅行の主要テーマとなっている。

春節連休は旅行のピークとなるが、コスパの良いツアーを予約する秘訣は何だろうか?携程旅行の統計データによると、春節連休が近づくにつれ、旅行商品は残り少なくなり、価格が上昇しやすい。同じ時期の同じツアーの場合、早期予約とギリギリの予約では、10%から15%の価格差が生じる。旅行出発日のデータによると、1月23日以降の出発分の代金が急に高くなる。代金が最も高いのは1月25日出発で、連休日の27日出発を上回る商品もある。また、消費者の約5割が、「休暇をつなぎ合わせる」方法で旅行に出る予定という。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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