＜発明＞交通安全を守って！市民自作の「横断防止」装置、警察も認可？―陝西省西安市

2008年2月15日、陝西省西安市の西大街に、なんともユニークな「横断禁止」装置が出現した。もともとこの道路は歩行者の横断禁止となっており、中央帯には乗り越え禁止の柵が設置されている。ところが、これを乗り越えて道路を横断する不届き者が後を絶たないため、市民の文勇(ウェン・ヨン)さんがとある「横断防止装置」考案した。

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この防止装置は長さ1m、直径28cmの有機ガラス製の円筒。中央には軸が通され、回転するようになっている。この軸の両端を中央帯の柵にとりつけると、それを乗り越えようとした者がツルリと滑ってしまい、柵を乗り越えられない仕組み。

文さんがこの日、交通警察の許可を得て、試しにこの装置を取り付けてみたところ、数人の市民がこれを乗り越えようと挑戦。しかし、いずれも身体を支えられず、不成功に終わった。交通警察が今後認可すれば、装置の実用化も夢ではないかもしれない？(翻訳・編集/愛玉)