ルールを守る生真面目な強盗!?金を奪った外国人被害者に「Sorry」―北京市

Record China    2008年2月19日(火) 8時31分

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17日、昨年北京市内で複数の強盗をはたらいた犯人が逮捕された。安全確実に金品を奪うために自らマニュアルを作成。外国人女性から現金を奪った際には「Sorry」と謝っていた。資料図。

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2008年2月17日、昨年末に北京市内で強盗未遂容疑により逮捕された男は、その後の調べで数々の余罪が判明。同市東城区検察院は16日、男を再逮捕したと発表。北京の地元紙「新京報」が伝えた。

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呉容疑者(30歳)は06年に脱サラしてレストランを開業したがこれに失敗、多額の負債を抱えた。そこで呉は金持ちの家に侵入して金を奪うことを決意。ニセの拳銃と刃物、睡眠薬などを用意した。服装にも気を使い、顔面はマスクやサングラスで隠すと決めた。さらに「カードを奪ったら暗証番号を聞く」など各場面を想定した細かいマニュアルも作成した。

また、「被害者自身の手でドアを開けさせる」というルールを守っていたため、被害者の跡をつけるか、ドア付近の死角となる場所で身を潜めるという手段をとった。昨年末に逮捕されたのも、怪しげな格好でうろついていた男に気づいた住民が警察に通報したためだった。生真面目に自分の作ったルールを守って捕まった呉容疑者は、昨年8月に外国人女性から現金を奪った際に「Sorry」と謝っていたという。(翻訳・編集/本郷)

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