Record China 2008年2月19日(火) 14時35分
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2008年2月、新民報はこのほど発表された当局の「ホラー、オカルト類映像製品取り締まりに関する通知」について報道。「青少年に悪影響」との趣旨だが、規制対象もあいまいで、業界関係者も困惑しきりという。写真は映画「心中有鬼」。
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2008年2月、新民報は先に新聞出版総署が発表した「ホラー、オカルト類映像製品取り締まりに関する通知」について報道した。
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この通知は、オカルト、ホラーを「怨霊、悪霊、怪物、悪魔などが登場し、現実とはかけ離れた幻想的で夢物語のようなフィクションを用いて、人を驚かせることを目的としたもの」であると規定し、取り締まるとしている。
新民報記者は、規制の展望について上海新聞出版局映像電子インターネット出版管理局を取材。同局はこれに対し、通知をいまだ受理しておらず、現在具体的な取り締まり活動は行っていないことを明かした。さらに「何が規制対象になるのか判断の基準を定めることが困難で、通知を受領した後に検討することになる」と述べたという。
出版や映像といった業界にも困惑が広がっており、ある関係者は「文言に忠実に従えば、ハリー・ポッターのようなファンタジーも規制対象になってしまう。青少年の成長に不利益だからと販売を禁止すれば、最終的には革命映画以外は全て発禁となるのではないか」と嘆いた。
中国でもオカルトやホラーは根強い人気があり、当局が本気でこれらをマーケットから駆逐してしまう意思があるのか、今後の展開が注目される。(翻訳・編集/KT)
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