いまだに安全性が低い生産現場、10日に1回以上のペースで特大安全事故が発生―中国

Record China    2016年12月24日(土) 9時30分

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21日、中国新聞網は記事「2015年の中国、10日に1回以上のペースで特大安全事故が発生」を掲載した。中でも重大な事件4件の死者数は計289人を数える。写真は3日、内モンゴル自治区の炭鉱で起きた爆発事故。

2016年12月21日、中国新聞網は記事「2015年の中国、10日に1回以上のペースで特大安全事故が発生」を掲載した。

全国人民代表大会常務委員会の張平(ジャン・ピン)副委員長は21日、安全生産法実施状況に関する報告を行った。全体的には安定しているものの、特大安全事故(死者30人以上、あるいは重傷者100人以上、あるいは1億元(約17億円)以上の直接的経済損失をもたらした場合)の発生数は2015年に38件を記録したという。10日に1回以上というハイペースだ。

その中でも特に大きい事故となった4件では死者数が計289人を数える惨事となった。改善のためには管理監督体制の強化、安全生産関連の法規改定、農村での啓蒙などの対策が必要だと提案。企業による予防策強化を促すよう取り組む必要があると提言した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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