Record China 2017年1月13日(金) 21時50分
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12日、鳥インフルエンザウイルスの陽性判定を受けた韓国の養鶏場から、感染の疑いがあるとの通報の1週間前に12万羽の鶏が出荷されていたことが分かった。写真はチキン。
2017年1月12日、鳥インフルエンザウイルスの陽性判定を受けた韓国の養鶏場から、感染の疑いがあるとの通報の1週間前に12万羽の鶏が出荷されていたことが分かった。出荷された鶏はすでに、ソウル近郊、京畿道内の2つの鶏肉処理業者を経て市場に流通しているという。韓国・聯合ニューステレビが伝えた。
京畿道安城市の養鶏場からの届け出を受け、鳥インフルエンザ感染の陽性判定が出されたのは今月11日、一方この農場からは同2〜3日にかけ鶏12万羽が出荷されていた。最初に感染の兆候がみられたのは同9日になってからだが、ウイルスの潜伏期間などを考えると、出荷された鶏にすでに感染が広がっていた可能性は否定できないという。そのため農林畜産食品部では、地元自治体と共に鶏の流通経路を急ぎ追跡中だ。
韓国政府のマニュアルでは、鳥インフルエンザの発生前7日までに出荷された家畜はすべて回収し焼却処分するとなっている。ただ「発生日」の捉え方は明確になっていないのが現状だ。今回の場合、農場主が地元の大学に検査を依頼した9日を発生日とみれば12万羽は処分対象となるが、陽性判定が出た11日を発生日とすれば回収は不可能だ。農林畜産食品部の関係者は「通常は検査試料を採取した時点を発生日とする」とし、本件に関し「できるだけ全量を回収し焼却する方針だ」と明らかにした。
この報道を受け韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「チキンは食べないようにしなきゃ」
「当分鶏肉とはさよなら」
「よく火を通せば問題ないと言ってたのに、全量回収・焼却ということは、それもうそだったのか?」
「狂ってる。流通してしまったものをどうやって回収するんだよ?」
「養鶏業者のこういう非良心的な行動が、むしろ鶏の消費委縮を呼んでいると分からないのかな」
「こんな微妙な時期に出荷とは…。上の人間が遊んでるからってみんなまねするのはやめようよ」
「国を信じて食べられるわけがない。どういう防疫をしてるんだか、どこも穴だらけじゃないか」
「自分の食卓は自分で守ろう。政府には何も期待できない」
「もうとっくに人の口に入って排せつされてるさ…」(翻訳・編集/吉金)
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