Record China 2017年1月11日(水) 18時20分
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10日、韓国メディアによると、韓国・江原道鉄原郡の道路工事現場で対戦車地雷が爆発し、ダンプトラックの運転手が死亡した事件で、現場では事故が起きる数日前から何度も地雷が発見されていたにもかかわらず、工事が強行されていたことが明らかとなった。資料写真。
2017年1月10日、韓国・JTBCによると、韓国・江原道鉄原郡の道路工事現場で対戦車地雷が爆発し、ダンプトラックの運転手が死亡した事件で、現場では事故が起きる数日前から何度も地雷が発見されていたにもかかわらず、工事が強行されていたことが明らかとなった。
江原道鉄原郡の道路工事現場は「地雷峠」と呼ばれるほど、地雷が多く発見される場所。民間の専門家が地雷探査棒で探索したところ、約10分で対戦車地雷2個に対人地雷、足首地雷まで見つかったという。そのため、工事着工を前に、鉄原郡庁から要請を受けた軍が昨年4月から10月まで地雷除去作業を行った。しかし、着工から1カ月も経たない昨年11月30日、作業中のダンプトラックが対戦車地雷を踏み爆発。運転手の男性(41)は即死した。
その後、道路工事をするには最大9メートルまで地面を掘る必要があるにもかかわらず、軍の地雷探査は深さ1メートルまでしか行われていなかったことが分かった。さらに、事故の前日や当日午前には工事現場で対戦車地雷が相次いで発見されていたが、工事は中断されなかった。通報を受けた軍が地雷を回収した後に何の措置も取らなかったため、鉄原郡は地雷が発見された事実すら知らなかったという。
現在も工事現場には小さな警告文が貼られているだけで、特別な安全措置は取られていないという。
この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。
「韓国は、マニュアル通りに働き、信号を守る人を“融通の利かないバカ”扱いするおかしな国」
「これが韓国の現実。セウォル号沈没の時から何も変わっていない。韓国社会全体が安全不感症にかかっている」
「また安全不感症による犠牲者が出てしまった」
「地雷があっても小さな警告文が貼ってあるだけで、民間人が自由に出入りできる場所は多い…」
「地雷畑なのに工事を強行?国民の命を何だと思っている?」
「パク大統領が作り上げた韓国社会は、安全に対する意識が北朝鮮と同レベル」
「分断国家として生きる韓国の現実。そんなものを設置しなくても暮らしていける安全な国になってほしい」
「これが国か?今年の目標は“移民”に決めた」
「情けない。いつまでこんなニュースを見なければならないのか」
「そんな場所に道路を造ろうとしていること自体がおかしい」(翻訳・編集/堂本)
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2017/1/11
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