1988年生まれの中国初「試験管ベビー」、今年20歳の女子大生に―北京市

Record China    2008年2月26日(火) 20時29分

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25日、北京市で「『試験管ベビー』生誕20周年祝賀式典」が開催された。中国初の試験管ベビーとして生まれた女性も招かれ、当時の不妊治療担当医師と感激の「再会」。

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2008年2月25日、北京市内で「『試験管ベビー』生誕20周年祝賀式典」が開催されたと地元紙「北京晨報」が報じた。

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1988年3月10日、中国初の試験管ベビー●萌珠(デン・ミンジュウ=登におおざと)さんが北京大学第三医院で誕生した。彼女の誕生までを医学的な立場で導いてきたのは、後に「中国試験管ベビーの母」と称された張麗珠教授である。当時、萌珠さんの母親は39歳で輸卵管閉塞性不妊症であったため、自然妊娠は不可能と診断されていた。そこで張教授率いる研究チームが彼女に体外受精を勧めて、これにより妊娠に成功した。

体重3900gで生まれた萌珠さんも今年20歳。現在、陝西省西安市にある西京大学で英語を学ぶ女子大生だという。この日の式典に招かれた彼女は、自らの出生に関し「とても不思議な感じ。でも幸運だったと思う」と話した。また、会場で今年87歳になる張教授に「再会」すると、萌珠さんは「私が教授に伝えたい言葉は、『感謝』と『感動』の4文字だけです」と感激していた。(翻訳・編集/本郷)

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