中国政府「他人を気にするより自分を見直せ」、台湾人タレントの“封殺”騒ぎで批判―中国

Record China    2017年1月12日(木) 12時0分

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11日、国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官が、台湾人タレントが中国で制限を受けているとの指摘について、「先に自分の行動を見直すべき」と語った。写真はクラウド・ルー。

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2017年1月11日、国務院台湾事務弁公室の馬暁光(マー・シアオグアン)報道官が、台湾人タレントが中国で制限を受けているとの指摘について、「先に自分の行動を見直すべき」と語った。新浪が伝えた。

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新興政党「時代力量」のフレディ・リン氏がこのほど、立法院で質問に立った際、「台湾人タレントが中国でコンサートなどを行う際、中国側の制限や圧力を受けている」と発言したことに端を発するもの。11日、中国政府で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官がこの件について語り、「他人を気にする前に、自分の行動を見直すべきだ」と台湾側を批判した。

馬報道官は、「正常で健康的な交流活動には、いわゆる“封殺”や“圧力”といった問題は存在しない」と前置きした上で、「中国人タレントが台湾を訪問してイベントや撮影を行う際、数々の制限が加えられ、難題を吹きかけられている」と語っている。

台湾では先月にも、男性歌手クラウド・ルー(盧廣仲)が中国国内の2カ所で開催予定だったライブイベントが急きょ中止になったと報じられたばかり。台湾メディアでは、クラウド・ルーの政治思想が問題視され、“封殺”対象になったと伝えている。(翻訳・編集/Mathilda

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