Record China 2018年9月19日(水) 23時20分
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17日、韓国の聯合ニュースは、ソウル市長が地下鉄駅構内の商業広告を撤廃し、芸術空間に生まれ変わらせる計画を明らかにしたと伝えた。資料写真。
韓国・ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長が、地下鉄駅構内に設置されている美容整形などの商業広告について「どれほど市民のストレスになっているか」と指摘。全駅から広告を無くす構想を明らかにした。17日、韓国の聯合ニュースが報じた。
朴市長は同日に開かれた「2018社会問題解決デザイン国際フォーラム」に出席し、基調演説の中でこうした計画を紹介した。ソウル初の軽電鉄、牛耳(ウイ)新設線で既に商業広告を廃止した実例を紹介し、「市民のために35億ウォン(約35億円)の広告収益を放棄した」と説明。その上で、ソウル市内の地下鉄全駅で商業広告を廃止し、アート作品を展示する「芸術駅」に生まれ変わらせる案について話し合いを進めていると明らかにしたという。
この記事に、韓国のネット上ではさまざまな意見が寄せられている。「毎日使う地下鉄で、毎日見る整形の広告。本当に嫌だ」「他のものはともかく、整形は無くしたほうがいい」という賛成意見から、「広告を出して地下鉄料金が上がらないようにしてほしい」「広告収益がなくなったら、市長の給料から損失を解決してくれるの?」などの厳しい声も見られた。また、地下鉄駅には、ファンが資金を集めて好きなアイドルの誕生祝いなどの広告を出すことも多い。「韓流スターの誕生日を祝う広告の前で、観光客が写真を撮っていくことも多い。彼らにとってはどんな芸術作品より、そういう広告のほうが芸術なのかもしれない。『広告』を基準に厳格に決めるのはどうだろうかと思う」との意見もあった。(翻訳・編集/麻江)
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