Record China 2008年2月28日(木) 18時47分
拡大
27日の報道によると、経済の目覚しい発展などが植物の生態環境を破壊し、中国の植物全体の約2割にあたる4000種以上が絶滅の危機などに瀕しているという。写真は貴州省の絶滅危惧種。
(1 / 15 枚)
2008年2月27日、経済の目覚しい発展や人口増加などが植物の生態環境を破壊し、中国の植物全体の約20%に当たる4000種以上が絶滅の危機などに瀕している。こうした状況に対応するため、国家環境保護総局などが合同で「中国植物保護戦略」を作成した。今後の野生植物保護管理に際して綱領的な文献にして行くという。「金羊網」「新快報」が伝えた。
【その他の写真】
中国は世界でも植物の多様性に最も富む国の1つで、国内全体で植物は約3万種、同国特有の品種は1万5000〜1万8000種類も生息している。しかしこの30年間、経済の目覚しい発展や人口の増加などが生態環境などに深刻な影響を及ぼし、植物資源の消耗速度を速め、絶滅の危機に瀕する種が急増、現在全体の約20%に当たる4000〜5000種類が危険な状態に直面しているという。
こうした状況は中国だけでなく、世界でも多くの植物が空前の速さで消滅しており、これに対処するため植物園自然保護国際機構(BGCI)は2002年、「全世界植物保全戦略」を宣言、植物保護に関する2010年までの世界的な目標を定めていた。
中国は今回、この「全世界植物保全戦略」をベースにし、国家林業局、中国科学院、国家環境保護総局が共同で「保護戦略」を作成、今後の野生植物保護管理の綱領的な文献にして行くという。(翻訳・編集/HA)
この記事のコメントを見る
Record China
2008/1/6
2007/11/16
2007/11/8
2007/9/15
2007/7/11
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る