2008年2月28日、中国有人宇宙飛行プロジェクトの責任者は、今年後半に打ち上げが予定されている有人宇宙船「神舟7号」は全ての計画が順調に進んでおり、初の中国人乗組員による宇宙遊泳が見られる日も近い、と明かした。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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3度目の有人宇宙船となる「神舟7号」は、すでに総合テストの段階に入った。現在、「神舟5号」で中国初の宇宙飛行士となった楊利偉（ヤン・リーウェイ）氏、｢神舟6号｣に乗船した費俊龍（フェイ・ジュンロン）氏と聶海勝（ニエ・ハイション）氏を含む計14人の乗組員候補が飛行・操作訓練に励んでおり、最終的に3人に絞られる。キャリアロケット「長征2号F」の組み立ても完了したという。

これまでの「5号」、「6号」では、乗組員は船内操作や生活面でのケアで精一杯だったが、今回の「7号」では宇宙遊泳や船外活動が任務とされ、要求されるレベルは一気にアップする。数年後に予定されている宇宙ステーション建設に向けた大きな一歩と期待されている。（翻訳・編集/NN）