2008年2月28日、28日付香港・経済通によると、中国移動体通信キャリア最大手の中国移動有限公司の親会社、中国移動集団が、海外事業の強化に乗り出す見通しだ。中国移動集団は08年、8億米ドル（約62億4000万香港ドル）を投じて、パキスタン事業の強化を行うことが明らかになった。

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中国移動集団は近年、海外進出に積極的で、パキスタンでは07年1月に同国移動体通信キャリア、パクテル（Paktel）社の株式89％を買収した。08年に入ってからも、2月21日に、海外の華人向けにサービスを提供するため、イギリスのロンドンに欧州、中東、アフリカ地区を統括する本部を置く計画を発表している。

中国移動集団は、パクテル社を通じてパキスタン事業の強化を行い、08年内に同国での市場シェアを20％へと引き上げる方針。新ブランドの市場投入や付加価値サービスの強化、基地局の増設などを視野に入れているという。（翻訳・編集/KS）