中国の太陽光発電企業が海外市場を圧倒、日韓が巻き返す可能性は―韓国紙

Record China    2017年1月26日(木) 8時10分

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24日、太陽光エネルギーの分野で中国企業がシェアの上位を独占するようになり、韓国や米国、欧州を中心に企業の倒産や合併・吸収が相次いでいる。資料写真。

2017年1月24日、太陽光エネルギーの需要が最も大きい中国でポリシリコンが生産されるようになったが、瞬く間に供給過剰の状態に陥り、太陽エネルギー市場の再編を加速させている。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

韓国紙・中央日報によると、中国政府が国内企業に対して積極的に支援を行っていることで、太陽光エネルギーの分野で中国企業がシェアの上位を独占するようになり、韓国や米国、欧州を中心に企業の倒産や合併・吸収が相次いでいる。

ブルームバーグ・ニューエナジー・ファイナンスと韓国輸出入銀行の統計では、2016年の世界太陽光エネルギー市場規模は6800万キロワット。しかし、中国では16年に着手した発電設備だけでも4000万キロワットを超えており、国内では消化しきれない製品が国際市場を席巻し、国際的な価格の下落を促している。それでも中国企業は生産を拡大し続けている。

中国の「数」による攻勢に対抗し、日本や韓国は高効率な先端技術を開発している。中国企業は太陽電池や発電モジュールなど部品の生産分野も広げており、産業の主導権を獲得する目的で海外にも生産拠点を設立するようになっている。(翻訳・編集/岡田)

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