【動画】＜閲覧注意＞中国の絶叫マシンで惨事、13歳女の子が投げ出され死亡―重慶市

2017年2月3日午後、中国・重慶市豊都県の遊園地で、絶叫マシンに乗っていた13歳の女の子が振り落とされ死亡する事故が発生した。

当局の調査によると、事故の原因はスタッフの操作ミスで、安全装置やベルトの締めが甘かったために絶叫マシンが回転した際に遠心力で安全装置が外れ、投げ出されたという。同遊具は昨年12月に検査を行い合格したばかりだった。

事故を受け当局は4日、事故が起きた遊園地に対し全面的な安全検査を行うよう求め、詳細な事故原因が判明するまで問題の絶叫マシンの使用をやめるよう関連施設に通知した。中国メディアの報道によると、遊園地側が87万元（約1400万円）の賠償金を支払うことで双方が合意している。

同様の事故は各地でも起きており、2015年だけでも3件の惨事が起きた。年2月には陝西省で絶叫マシンの誤作動により17歳の女の子が死亡し、4月には河南省で絶叫マシンが故障し、19人が放り出され重軽傷を負った。さらに5月には淅江省で、安全ベルトの着用が完了していない状態でマシンが動き出し、2人が死亡し3人が負傷する惨事が起きている。（翻訳・編集/内山）