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韓国の若き大学教授、同僚にセクハラのぬれぎぬ着せられ無念の死=韓国ネット「まさにヘル朝鮮」「韓国社会が腐っていることの表れ」

Record China    2017年3月22日(水) 0時10分

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21日、教え子にセクハラをしたとして批判された韓国の大学教授が自殺した事件について、警察や遺族らの粘り強い捜査の結果、セクハラ疑惑がぬれぎぬであったことが判明した。写真は韓国焼酎の乾杯。

2017年3月21日、教え子にセクハラをしたとして批判された韓国の大学教授が自殺した事件について、警察や遺族らの粘り強い捜査の結果、セクハラ疑惑がぬれぎぬであったことがこのほど判明した。韓国・ノーカットニュースなどが伝えた。

釜山(プサン)西部警察署は17日、昨年6月に東亜(トンア)大のソン・ヒョヌク教授(35)が自宅マンションから飛び降り自殺した事件について真相を調査した結果、ソン教授のセクハラは同僚が着せたぬれぎぬだったことが分かったと明らかにした。

昨年3月、大学の野外授業後に行われた飲み会の席で、ある教授が女子学生にセクハラをするのを目撃したとする内容の壁新聞が学内に貼り出され、ソン教授が犯人だと名指しされた。当時飲み会に出席していた別の教授がソン教授の無実を文書で訴えるも甲斐なく、2カ月後に再び貼られた壁新聞でもソン教授は「セクハラ教授」とされ、疑いが晴れぬまま6月に自ら命を絶った。

ソン教授の死後、遺族は警察にソン教授の潔白を立証するため事件の捜査を要求、数カ月に及ぶ捜査の結果、壁新聞を貼った学生Aが捕えられ、名誉毀損(きそん)の疑いで書類送検された。Aは警察の取り調べで「教授が女子学生にセクハラをしたといううわさが出ていた。誰がやったのか真相を明らかにしなければならない、とB教授が言うので壁新聞を貼った」と主張した。

一方、大学側の真相調査では、セクハラの真犯人はC教授と明らかになった。大学側は、C教授が自分のセクハラをもみ消そうと、ソン教授が行ったようにうわさを広めたものとみている。また、C教授の同僚であるB教授も、Aに壁新聞を貼るよう指示したことなどから事件に関与したものとみられている。

現在、学生Aは退学処分、C教授は大学を解雇されている。

報道を受け、韓国のネットユーザーからは「セクハラという破廉恥な罪を他人のせいにするなんて!」「あきれた、それでも人間か?」「職場の同僚が徒党を組んで1人の人生を壊したなんて…」などソン教授を自殺に追いやった同僚らへの怒りの声や、「人が亡くなったのだから、C教授には殺人罪適用では?」「学生を退学にし教授を解雇してもソンさんは帰らぬ人だ。責任を問い厳罰を下さなければ」と、真犯人らに厳罰を求める声が多数寄せられている。

また、「教授がぬれぎぬで自殺するなんて。ヘル朝鮮(地獄のような韓国)に違いないな」「一大学と無念の教授という問題では済まない。韓国社会の価値観と生き方が腐っていることの表れだ」「東亜大の卒業生として恥ずかしい」などの声もあった。(翻訳・編集/真)

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