中国侵略した日本兵の子孫、南京事件生存者に謝罪―中国紙

Record China    2018年8月13日(月) 13時0分

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12日、現代快報は、「中国侵略戦争経験者の子孫が南京大虐殺生存者に謝罪」と題し、福井県鯖江市の山本敏雄議員らが生存者に頭を下げたことを報じた。写真は南京大虐殺記念館。

2018年8月12日、現代快報は、「中国侵略戦争経験者の子孫が南京大虐殺生存者に謝罪」と題し、福井県鯖江市の山本敏雄議員らが生存者の夏淑琴(シア・シュウチン)さんに頭を下げたことを報じた。

記事によると、中国江蘇省にある南京大虐殺記念館で11日、「南京大虐殺の歴史真相と記憶」と題する交流会が開催された。この会に参加し、生存者に謝罪したのは山本敏雄議員と同議員の兄で、記事は1934年に入隊した父親の山本武氏が37年に上海の戦場に送られ、その後南京事件に加わったこと、7冊の日記を残したことを説明。「日記には南京大虐殺を含む日本軍の犯罪行為が詳細に記録され、山本議員ら兄弟5人は父の日記を整理した『一兵士の従軍記録 つづりおく、わたしの鯖江36連隊』を自費出版した」と伝えた。

記事はまた、山本議員が「12月10日前後、捕虜の虐殺は何でもない行為になっていた」と日記について振り返ったことや、「農民だった自分がいつの間に軍国主義者になってしまったのだろう」と父の困惑する様子について語ったこと、日記の出版には多くの抗議が寄せられたが戦争が繰り返されることを防ぐために史実を人々に伝える必要があると考えたことなども報じている。

記事によると、夏さんから「家族7人が亡くなり、8歳だった自分は3度刺された」と聞いた山本議員らは夏さんに頭を下げ、父親、そして日本人がした行為に対するおわびの言葉を述べたという。(翻訳・編集/野谷

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