【動画】中国の幼児が公共物破壊、注意しない保護者に現地人「何て素養だ！」とブチギレ―マカオ

2017年2月8日、中国では近年マナーに対する意識が向上しており、関連のトラブルが絶えず報じられている。このほど話題になった動画では、マカオの男性が子どもの行動を注意しない保護者と口論している場面が映っている。

中国メディアによると、動画はマカオの住宅地で撮影されたもの。幼児2人を連れた年配の男女が散歩しているが、途中で幼児が大きな石を手に街頭の金属製のポールをたたきはじめる。これによりポールのペンキははげてしまい、見かねた現地人の男性が注意をした。

男女は幼児を連れ移動するが、すぐにまた幼児はポールを石でたたき始める。現地人の男性が「管理会社の担当者を呼んでもいいんだぞ」と詰め寄ると、年配男性は「管理会社でも警察でも好きに呼べ！子どもに何がわかる！」と発言。すかさず現地人男性が「子どもがわからなくてもあなたはわかるはずだろう。子どもを注意すべきではないのか？」と切り返すと、年配男性は「あっちに行け」と返す言葉をなくしてしまう。結局注意しても効果がなく、現地人男性は「何て素養だ！恥だと思わないのか！」との言葉を残し立ち去った。

ネットでは幼児を注意しない年配男性に対する批判の声が圧倒的に多く、子どもの将来を案じる声も多く寄せられた。一方で、「子どもに悪気はない。ショックを受けたらどうする？」と現地人男性のやり方に苦言を呈す少数意見も聞かれた。（翻訳・編集/内山）